ミートアップの意義 ジュリアン・ノイス

 
ノンデュアリティプレスのジュリアン・ノイス氏のインタビューを先日訳したが(こちら)、数年前のものだったから、ふたつだけ僕から追加質問をしていた。忙しいのにメールで親切に答えてくれた。訳して紹介したい。

==以下、訳==

Q. 現在気に入っている本はありますか? 新しい本の予定は?

A. ここのところ読んでいるのはスニャータの本で、5月にノンデュアリティプレスから再刊する予定になっています。スニャータというのはデンマークの神秘家アルフレッド・ソレンソンの別名ですが、彼の本を2冊出します。スニャータが世界をどう動きまわったか、どんな人生を送ったかということ自体もきわめて非凡なのですが、それだけではなく、地に足のついた彼の神秘主義にもすごく惹かれるものがあります。妻と私がこの2冊に出会ったのは20年ほど前のことですが、ずっと絶版になっていたので、もともとの編集者の人たちが再刊に今回同意してくれたことはありがたく思っています。

それと、ゲイリー・ウェバーとリチャード・ドイルの新しい本も今準備中なのですが、すごくいい本です。対話ではいろいろなトピックがカバーされていて、独自性もあって、修行は必要かどうかといった質問にも答えています。

自社以外の本について言うと、ラメッシ・バルセカールの著作は私にとっては特別なもので、近々また読んでみようと思っています。彼の語り口は今の自分に響く気がするんです。

Q. 特定のグルや先生を中心としないミートアップグループについての考えを聞かせてください。ミートアップはサットサンやミーティングに代わるものになりえると思いますか。

A. 代わりになるかどうかはわかりません。ですが、非二元について言うと、ミートアップグループは素晴らしいものだと私は考えています。同じことに関心のあるいろいろな人たちとつきあうというのはすごく健全なことだと思います。探求をしていると世間から孤立してしまうこともありますからね。それから12ステップの集まりも私は熱心に応援しているのですが、AAにも特定のリーダーや権威はいませんから、非二元のミートアップに似たところがあります。効果という点から見ると、どちらもすごく素晴らしいものになりえる気がします。

== 訳は以上 ==

ノンデュアリティプレスのこの2、3年ほどの刊行リストを見ると、ストレートな非二元というか、好意的な言い方をすると妥協のない非二元の表現 (悪い言い方をすれば九官鳥的な単調な繰り返し) がだいぶ減って、どちらかと言うと、宗教やセラピーを含めた他の領域と交差するときの味わい、あるいは教えるというよりも驚きがそのまま (「非二元警察」の検閲無しに) あふれているような表現が増えているように思う。

もともと、宗教や文化的な味つけから自由な表現 (ネイサン・ギルやレオ・ハートン等) が、需要があるにもかかわらず本というかたちにはなっていなかった、というギャップを埋めることから、ノンデュアリティプレスの出版事業は始まったらしい (独自の出版をはじめる前は、この分野の他社の本を英国で販売していた)。

それと同じように、彼が今やっているのも、いつの間にかできていた穴を埋めるということなのかもしれないと思った。

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