面白く読んだKindle本 5冊

 
最近の現象なのか、それとも最近気づいただけなのかはわからないが、安価で内容も充実しているKindle本がたくさん出版されている。

Amazon.comで気になった本のサンプルをどんどん自分のKindleに送りながら、続きが読みたくなった本が300円未満だったりすると買ってしまう。(その結果、Kindle内の「積ん読」が10冊くらいある。読んでいないサンプルはさらに多い)

面白かったものを紹介したい。すべて英語。

Become An Idea Machine: Because Ideas Are The Currency Of The 21st Century
「アイデア筋」を鍛えるために1日に10のアイデアをひねり出すことを180日続けるというもの。明るいノリが楽しい。著者の夫は有名なセルフヘルプ本作者で投資家のJames Altucher。

Live the Continuous Experience of Wholeness – New Techniques for Experiencing Pure Awareness All the Time
Tom Stoneという人が書いたもの。トラウマやストレス解消に関する著作が多かった人のようだが、これは純粋な気づきをずっと感じ続けるにはという本。説明が少しくどいし、用語をいちいち大文字で表記するのがうるさいが、効果はありそう。エックハルト・トールがPower of Nowで説明しきれていないペインボディの解消法をこの本はカバーしている (著者曰く)。この本を「セドナメソッドよりもリリーステクニックよりも全然効果的」と絶賛しているレビュアーの過去のレビューを見たら、いろいろな本に対する評価が自分の感想とかなり似ていておかしかった。

Kill Your Blog: 12 Reasons Why You Should Stop F#$%ing Blogging!
ブログなんてさっさとやめてしまえ!(もっといいやりかたがあるから教えるよ) という内容。ジョーイ・ロットの本のデザインと販売を請け負っている会社の代表がペンネームで書いている。ジョーク満載。ちなみに著者はブログを全然やめていない。

Beyond Mindfulness: The Direct Approach to Lasting Peace, Happiness, and Love
ステファン・ボディアンの新刊。1,000円以上するのに例外的に買ってしまった。マインドフルネスの罠とその乗り越え方についての本。そのうち日本語になりそう。前著にくらべるとそこまで説得力がない感じがするのは気のせい?

The Death of Money: The Coming Collapse of the International Monetary System
金融システムの崩壊についての本。これもKindle本としては安くはないのにサンプル部分で夢中になってつい買ってしまった。日本でもよく見かける経済崩壊煽り本のようでいて、トンデモ本ではまったくなく、歴史を踏まえた冷静な筆致。ペーパーマネー崩壊についてはここ数年なぜか関心が向いてしまう。これのあと、高木悠鼓さんの『楽しいお金 (3)』を読みなおした。

これ以外にもいろんなKindle本を読んだけれど、印象に残っているのはこんなところ。

出版社を通さずにいろいろな作者が勝手なことを自由に言っているアナーキーな感じが面白い。ブログでもそれは同じことだけど、Kindleであっても一冊の本というかたちにまとまっているところに価値を見いだしてしまう。

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