戦うな ジョーイ・ロット

 
ジョーイの本の翻訳が一応終わって、今はデザインをしてもらっている段階。校正やら何やらがまだ残っているけれど、印刷や流通の段取りがすんなりいけば、4月くらいには発売できるかなあと考えている。

そのジョーイの比較的新しいブログ記事を訳した。

原文: Don’t Make War (joeylott.com)

== 以下、訳 ==

メールでのやりとりからの抜粋。転載する許可をもらった。

Q. ありがとう、ジョーイ。本当の自己を見つけるための方法について言うと、エックハルト・トールと同じやりかたをしていると考えていいですか?

A. うーん。エックハルト・トールのやりかたにはニットのベストが必要だけど、僕の場合はもうちょっとカジュアルな感じかもしれない。それ以外にも違いはある。というのは僕には本当の自己を見つけるための方法はないから。僕が言っているのは、本当の自己を探すということ自体が妄想だってこと。本当の自己なんてない。偽の自己もない。どんな分裂もまったくない。それに見つけないといけないものは何もないし、何かを見つけられるような個別に存在する人間はいない。あるのは今まさにあるとおりのこれだけ。自分というのはこれのことだ。

***

Q. 静寂と広大さ。素晴らしいです。そういう説明のしかたが私は大好きです。私は無の状態を何度も経験してきています。でもエゴとマインドが動くのをやめようとしないので、苦しみは消えません。

A. 強迫的な衝動はすごく強くなることがある。でもそういう衝動と戦ってもうまくいかない。戦うのをやめよう。そして防御をゆるめる。自分を守ろうとする努力を全部手放す。緊張をすべてゆるめる。あらゆるものをまったくそのままにしておく。強迫的な衝動も。取り除こうとしない。といっても、そういう衝動に進んで身を任せようとは言ってない。そういう衝動があったらただそのままにする。

Q. 前にも書きましたが、嫌な思考がずっと続くんじゃないか、そうなってしまうと不安も出てくるし憂鬱になるかもしれない。そういう心配をすることがあります。あなたもときどきは心配をしたり嫌なことを考えたりしますか? そういうときはどう対処していますか?

A. 不安はある種の身体感覚だ。そういう種類の感覚は今でも僕にも起こる。嫌な考えについて言うと、考えを嫌がるときにだけそれは嫌な考えになる。なんでも喜んで迎え入れて、どんな思考も同じように歓迎していれば、嫌な考えなんてものは何もない。

どう対処するかということについて言えば、僕は対処しない。対処しようとすることは一切ない。僕は単にすべてを進んで受け入れて、あるままにしておく。それが唯一のやりかた。戦わなければいい。

== 訳は以上 ==

これは、ジョーイとしてはわりと不親切な感じの返事な気がする。たぶん質問者があまりにもグダグダと書いていたからだろう。もしくは同じような「どう対処すればいいのか?」系の質問が多すぎて飽きたのかもしれない。(まったく適当な推測)

最近ほかにも立て続けにブログに記事があがっているから、面白いものは訳していきたい。

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戦うな ジョーイ・ロット」への2件のフィードバック

  1. 「『嫌だ』と思うから『嫌な考え』になるんだよ(ふう)」
    繰り返し寄せられる同じ類の質問に、こんな感じでちょっと面倒くさそうに答えているジョーイを想像して可笑しくなりました(笑)。

    ジョーイの翻訳本、内容はもちろん、その本に出会う時自分はどんな感じでいるのだろうか、そんなことも楽しみだったりしています。
    こんな風に思える本は久しぶりで、珍しくほんのちょっとだけワクワクしています。
    (感覚的にはフワ〜っとした感じなので、一般的な『ワクワク』ではないのですが、他に表現が見当たらず。。。なので、ほんのちょっとだけ、です(苦笑))

  2. inglewolfさん、こんにちは。

    Youtubeの動画でジョーイに絡んだりしている人がたまにいますが、彼はかなり辛抱強く返信していて、偉いなあと思います。(と言っても、「もういい!」という感じの反応もあったりして、それも面白いです)

    ジョーイの翻訳本、楽しみにしていてください。原稿を読み返していると意識が変な感じになってしまうことがあり、なかなか大変だったりします。「これ、どういう意味だろう」とつかもうとすると「つかむな。手放せ」と書いてあって、そうかと思って手放すとポーンという感じになったり。かなりトリッピーな本です (特にQ&A部分は)。

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