スコット「大佐」のこと

 
ネイサン・ギルの『すでに目覚めている』が、1月15日に発売になった。週末に地元の大型書店に行った際はまだ置いていなかったけれど、各オンライン書店ではすでに販売されている。

ひとつ思い出したことがあるから、忘れないうちに書いておきたい。それは対話の8月の部分に出てくるスコット大佐のこと。

この人はネイサンの知人で、じつは軍人でもなんでもない。原書の出版社から聞いたところでは、単に名前がスコットで、南極探検隊のスコット隊長 (スコット中佐、後に大佐) にちなんで「スコット大佐」とまわりに冗談半分で呼ばせていたらしい。

訳注で「大佐はニックネームであり、実際は大佐ではない」とか書くのも余計かと思って、そのままにしておいたが (原文では ‘Captain’ Scottとなっていて、大佐あるいは隊長ではないことはわかる) 、「すごい! イギリスでは軍人も非二元に関心があるんだね!」といった誤解をされてもあれなので、一応。

なお、「明晰さ」に出てくる西洋人のグル (トニー・パーソンズに出会う前にネイサンが教わっていた人) とは、アディ・ダ・サムラジ (本名フランクリン・ジョーンズ、ほかにもダ・フリー・ジョンなど頻繁に呼称を変えた) のことらしい。これもどうでもいいような話だけど、思い出したので。

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