本の予定など

 
2014年は訳した本が4冊出版された。そのうち1冊は自費だから出版「した」と言ったほうがいいかも。(これは中野真作さんが最近作った
まほろばの本棚」の中にある僕の訳書一覧)

これから出版される予定になっている訳書はこんな感じ。

ネイサン・ギルのAlready Awake (ナチュラルスピリット)
ジョーン・トリフソンのNothing To Grasp (ナチュラルスピリット)
ジョーイ・ロット本 (2冊の合冊にQ&A集を付けた独自編集の自費本)

ナチュラルスピリットからの2冊は来年出ることを期待したいが、出版予定リストを見るとものすごくたくさん並んでいるから、いつになるかはわからない。

ジョーイ・ロット本は訳をいま進めていて (ずっとそう言ってるけど)、できれば来年の春くらいには出したい。

気分的には、この分野の翻訳はそれくらいで終わりにしたい感じがしている。これまでのようなテンションは維持できなくなっている気がする。やってみて初めてわかったけれど、本の翻訳というのは体力と根気をすごく必要とする。だから本当に興味があることじゃないと続けるのはなかなか難しい。

非二元という分野に興味がなくなったというよりは、非二元を非二元として語る表現に飽きてしまったという方が近い。数年間そればっかり読んでいたから、まさに飽和状態。

でも、ジョーイやジョーンのように、本当に「いい!」と思えるような表現者との出会いがあれば、またやりたくなるのかもしれない。

J・C・アンバーシェルはその意味では久々の「いい!」だけど、彼の表現はものすごく文学的で行間にいろいろ詰まっていて、今の自分の力では残念ながら歯がたたない。ただ同時に、彼の本を訳せるような実力をいつか付けたいというモチベーションが出てきているのも事実で、そのことを考えるときはちょっと楽しくなる。

まあしかし、40代も半ばなのにこんなにキョロキョロ、ウロウロしているなんて、20年前には想像もしていなかった。(と、20年後にも言ってそう)

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本の予定など」への7件のフィードバック

  1. なんというか・・・ヒロさんにはほんとうに・・・
    感謝の気持ちしか出てこないのです。

    こちらのblog のおかげで、
    ダグラス・ハーディングさんやジョーイ・ロットさんを知ることができましたし
    ヒロさんが翻訳を手掛けられたご本は、いわばたいせつな「教科書」。

    これは言ってもいいのだろうか・・・えーい、言ってしまおう。
    blog の翻訳記事も、いつでも見られるよう
    コピーしてノートに貼っちゃってるものもあるくらいです。
    (そして何度も読み返す。もちろん完全なる自分用です)

    言葉はあくまで「指月」であることはじゅうじゅう承知の上で、
    それでもやっぱり、感謝せずにはいられない。

    ヒロさん、ありがとうございます。

    なんかすみません。
    ファンレターみたいな「前のめり」のコメントになってしまって。
    今日の記事を読んだら、思わずあふれてきちゃって。

    40代も半ばで、こちらのblog に出会えてよかったです。(しみじみ・・・)

  2. こんにちは。
    アンバーシェルさんの本、是非いつか、ヒロさんの翻訳で読んでみたいです。

    非二元の本にどっぷり浸かっていると、表現に飽きてくるってこと、ありますね!
    私はよく飽き防止にと、非二元本に、おつまみ感覚で全然違うジャンルの本を並行して読んだりしてるんですが、いつも最後に手元に残ってるのは非二元本です…ホントに好きだな~って自分でも思います(他ジャンルの本は後々結構な確率でブッ●オフ送りになるので)。

    非二元でも非二元じゃなくても、ヒロさんが翻訳されたくなるような、良い本がこれからも沢山見つかっていく事を願ってます。
    ヒロさんの翻訳される文章も、ブログも大好きです。

  3. NAGAさん、どうもありがとうございます。

    ノートに貼るっていうのはすごいですね。そこまで熱心に読んでいただくと、「輸入業者」としてはすごく嬉しいです。

    ネムノキさん、どうもありがとうございます。

    非二元のミーティングに行き続けたり、本を読み続けたりするのは、ある意味では「見ること」を延期、回避しているのかなと思っていたのですが、でもそれ自体もまた「見ること」の中で「見ること」として起こっていて、別に是非を言うようなことじゃないのかも (是非を言うこともひとつの回避になっている) と先日の実験の会で思いました。

    Ambercheleはアメリカの文化的な色合いもけっこう濃い感じで、あとは彼が70代ということ、それからなかなか経験できない環境にいるということもあって、本当には読めてないんだろうなという気もしています。でも、いつかという思いはあります。

  4. 「回避」しているように表面上思えるものも、究極的にはただ「見ること」だけが起こっている…深いですね。
    ハーディングの実験、とても実りあるものだったんですね。

  5. スコット・キロビーの記事、ヒロさんの訳を読んでとても響くものがあったので、原文を読んでみましたが、ヒロさんの訳のほうが原文より響くものがありました。原文ももちろん、もとのまま読んでよかった部分もありましたけど。ジョーンの記事でも同じような経験があります。たくさん良い本を訳されて、本当に素晴らしいお仕事をされてるなぁ、と思います。アンバーシェル、ヒロさんが訳されたらとてもいいものになると思いますけど・・・。

  6. sunflower4pさん、いつもありがとうございます。

    「原文より響く」というと、なんとなく変な脚色をしているみたいですね(笑)。でも、たしかに自分にしっくりくるリズムで書いてしまっているところはあるかもしれません。(先日翻訳の手法の本を読んでいたら、ぎくしゃくした原文はぎくしゃくと訳しましょうと書いてあって、それは難しいなあと思いました)

    アンバーシェルはすごく面白いですが、日本語にするのは今の僕にはどうにも無理な感じがします。でも、ありがとうございます。いつかできたらなあと思います。

  7. 本当ですね、誤解を招くような言い方ですね。すみません(^^;) ぎくしゃくがぎくしゃくなままで正確な翻訳、というのもものによっては好きです。でも所詮はまったく違う言語なので、日本語に置き換わっている方が読みやすいな、と個人的には思います。(私は五木寛之のかもめのジョナサンをこよなく愛しています。)キロビーの例では、ささやかなんですけど、Yesが”そう”と訳されていることで、すっと心に響くものがあるんですね。日本語で味わえる。

    アンバーシェル、今日はPracticeの章を読んでやられてました。ほんとに良い本ですね。

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