怠け者のための風水 ジョーイ・ロット

 
Non-Duality America というサイトがある。優れた情報源で、ここでしか読めない記事もけっこうある。最近はあまりチェックしていなかったが、ジョーイ・ロットが寄稿した記事を発見した。

原文: Lazy Person’s Feng Shui – Joey Lott [Guest Blogger]

== 以下、訳 ==

怠け者のための風水

白状しよう。風水に夢中になっていた時期が僕にはあった。そして、当然といえば当然だけど、それもまたストレスのもとになった。ベッドは正しい方向を向いているだろうか? 富をつかさどる場所は大丈夫かな? 人間関係を左右する場所は? 形と方角のどっちを重視すればいいんだろう?

ちなみに、僕は数秘学に夢中になっていたこともある。風水と同じような問題。強迫観念の嵐。無意味なことをめぐる無意味な心配の数々。

ああ、それから、風水時代と数秘学時代は重なっていた。まさに地獄だ! ロサンゼルス中を車で走り回りながら、メールボックスを借りる「正しい」場所を探した。見つからなかった。どの場所もどこかに欠点があったのだ。

というわけで、「怠け者のための風水」というものを考えてみようと最近思いついた。風水のあれこれのプロセスを思い切って簡略化したバージョンだ。

「怠け者のための風水」にはルールはたったひとつしかない。で、そのルールはと言うと…

何が起ころうが、ただ手放すこと。

というのも、結局、自分がコントロールしてるわけじゃないと気づくことはできるからだ。そして自分自身の経験から言えることだけど、それに気づくと本当に楽になる。これは、自分ではコントロールしていなくて、そのかわりに恐ろしい宇宙の中で何か別の力がすべてをコントロールしてるって意味じゃない。何が起こっていようとそれが存在するすべてだっていう単純な認識だ。ほかのものから分離した自分というものはない。観察してる存在すらない。存在しているのはこれだけだ。

  • 結局のところ、ソファーを真北に向けてその後ろに鏡を置くことによって、僕は何を達成することを願っているんだろう?
  • 将来起こりそうな悪いことを避け、将来起こる良いことを実現しようとしてるんじゃないだろうか?
  • もしくは、もっと正直に見てみれば、今ある感情や思考や身体感覚を避けようとしているのでは?

本当の意味で見はじめたときに僕が発見したのは、まったく驚くようなことだった。何かをしようとすると、それが何であろうと、たった今自分があるまったくそのとおりに自分があるという完全な単純さを見逃してしまうようなのだ。手放すことで、すでにあるものがただあきらかになる。そしてそれは誰の想像も及ばないほど素晴らしい。コントロールしようとするのが道徳的に間違ってるという意味じゃない。コントロールなんて単に不可能なのだ。いずれわかるのは、これと切り離されて存在しているものなど何もないってことだ。

ついに、何かをコントロールするのは完璧に不可能だってことが発見できる。それは単に、誰かも何かもどこかもいつかも何も見つけることができなくなるからだ。

ついに、存在するすべてとして愛が姿を現す。完全に受容的。完全に無条件。ほかには何もない。これだけ。ただこれ。

ということで、「怠け者のための風水」の出来上がり。

== 以下、訳 ==

どんなことがテーマでもジョーイはワンパターンで、そこが面白いし、それ自体が強力なメッセージになっている感じがする。

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怠け者のための風水 ジョーイ・ロット」への5件のフィードバック

  1. ジョーイ・ロットの本を翻訳される予定はありますか?
    私も強迫神経症で非二元に興味があるのでぜひ読んでみたいです。
    ヒロさんお願いします!!

  2. ジョーイ、風水にハマってた時代があったんですね。想像しただけでも辛そうです…(;´д`)
    気づいて、手放すってシンプルだけど深いですね。

  3. ヨシさん、こんにちは。

    ジョーイの本は、翻訳を進めています。自費で出す予定にしていますが、時期は半年以内にはという感じですので、まだ先です。基本的には、これまでに訳してこのブログで公開しているジョーイの文章が彼の言いたいことのほとんどだと言ってもいいのかなと感じています。本には多少違った角度からの表現はありますし、読んでいて面白くはあるのですが、そこに何か目新しい情報が含まれているということではありません。なので、それを待つというよりも、ジョーイの苦しみに関する文章等を読む (再読?) というのもひとつの手かと思います。

    ネムノキさん、こんにちは。

    彼は風水、数秘学だけでなく、じつは陰謀論にもけっこう詳しいようです。ドラッグを含めて、怪しげなもののデパートのようです(笑) それが今では「これ。ただこれ。」なのが面白いところです。

  4. 陰謀論…た、確かにアヤしいですね(笑)
    ジョーイのキャラクターって何かとても面白そうです…(笑)
    けど、最終的には全て「これ。ただこれ。」、そこはブレないのがさすがですね!

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