『わかっちゃった人たち』増刷のこと他

 
3月16日追記: 増刷分がAmazonを含む各ネット書店に入荷している様子。
3月13日追記: 増刷分が書泉グランデジュンク堂ネットストアに入荷した模様。
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『わかっちゃった人たち』の在庫がなくなってしばらく経つ。地方の書店などにはまだ置いてあるところもあるようだけど、ネット書店はどこも置いていない。

最初の印刷部数は、このブログの訪問者数、原書の販売部数 (推測) 、類書の販売部数 (あてずっぽう) 、希望的観測、印刷費用と懐具合の関係などを勘案して、半年くらいは在庫が続くようにと思って決めた。それなのに、対応できていない注文が当初の部数と同じくらい積み上がってしまっているという。

Amazonでは定価の2倍、3倍の値段が付いていたりして、心苦しい。増刷 (重版と言うのかな?) を先週決めたけれど、印刷と製本の完了が3月6日で、Amazonや店に並ぶのは早くてもその10日くらいあと、3月半ば以降じゃないかと思う。待っている方、ごめんなさい。

今回の増刷は自分としては思い切った部数にしているから、1年くらいは在庫が続くはず。初めての経験とは言え、かなり見積りを誤ってしまった感じだ。すでに終わったと思っていたけれど、「悟り」ブームはまだ続いているのかもしれない。

Amazonのレビューを見ると、涙が出そうになるありがたい言葉が並んでいて、訳が褒められたりしていると、「もう思い残すことはない」と思ってしまう (家族から「まだちょっと早い」とダメ出しされたけど) 。ブログ等に感想を書いてくださった人たちも、どうもありがとうございます (こちらの記事の下の方にリンクあり) 。

「こんなの悟りって言わないでしょ。千里眼のことも空中浮揚のこともニルヴィカルパ・サマーディのことも全然書いてない。それどころか、お金の悩みは続くとか、夫の目から見ても違いはよくわからないとか、そんなのが覚醒だなんてありえない」というような反応が多いんじゃないかと思っていたけれど、今のところそうでもない。

あとは、「このトニー・パーソンズって人のことをもっと知りたい」という反応は出ると思う。これでもか、という感じで名前が出てくるから当然だ。トニーについては、このブログでも文章やミーティングでの言葉をいくつか訳して紹介しているが (こちら)、DVD『誰が夢のバスを運転している?』には日本語字幕付きで登場しているし、本の日本語版もたぶん1年以内には出るんじゃないかなと思う (僕の訳じゃないからスケジュールは自信なし) 。

グレッグ・グッド、J・ジェニファー・マシューズの本も今年邦訳が出るはずで、さらにはネイサン・ギルの本の邦訳刊行予定もある。知らないところで、他にも何か進んでいるかもしれない。「本はクズだ」(by トニー・パーソンズ) という言葉もあるとはいえ、本好きな人にはちょっと楽しい1年になるような気がする。(未来なんか無い!とか、未来に期待することこそが苦しみなのだ!と断言している本ばかりだけど)

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『わかっちゃった人たち』増刷のこと他」への3件のフィードバック

  1. 更新ありがとうございます。
    Amazonからの返信をずっと待っていたのですが、そういうことだったのですね。3月まで楽しみに待ちます。
    バーナデッドロバーツの「THE EXPERIENCE OF NO-SELF」をヒロさんの訳で読んでみたいなあ。

  2. 書店でも注文をしていましたが,手に入るかどうかもはっきりせず,早く読みたくて,とうとうアマゾンで,2,5倍くらいの価格で購入してしまいました。でも,増刷決定で,本当にうれしいです。よかった。ありがとうございます!!

  3. 具志堅さん、増刷に時間がかかっていて、すみません。

    『自己喪失の体験』は今は売られていないんですね。何年か前に図書館で借りたのですが、ノリが合わなかったのか数十ページで断念した記憶があります。キリスト教のことをよく知らないので僕は適任でないと思います!

    mieさん、それは申し訳ありませんでした。もっと早くに増刷を決めるべきだったと思いますが、度胸がなく、ご迷惑をおかけすることになってしまいました。

    価格は相対的なものだとは言え、やはりたくさんのお金を出される人がいるというのは心苦しいです。早く増刷分が出回るといいのですが。

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