「聖地」と『わかっちゃった人たち』

 
3月16日追記: 増刷分がAmazonを含む各ネット書店に入荷している様子。
3月13日追記: 増刷分が書泉グランデジュンク堂ネットストアに入荷した模様。
2月25日追記: 増刷についての記事を追加。こちら
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『わかっちゃった人たち』の在庫が少なくなっているという連絡が数日前に出版社からあった。店頭在庫はたくさんの書店にまだあるはずだから、すぐに完売になったりはしないと思う。でもAmazonでなぜかランキング100位に瞬間的に入ったりもしていて、もしかしたら増刷しないといけなくなるかも。

『わかっちゃった人たち ― 悟りについて普通の7人が語ったこと』
サリー・ボンジャース(編)
価格:1,500円+税

喜んでいればいいのかどうかはわからない。増刷するとしたらその印刷費用は全部前払いだし、題名がキャッチーだから買われてしまったというだけで、すぐにブックオフ送りになるかもしれない。

でも、大喜びすることがひとつあった。

スペースまほろばの中野真作さん (心の癒しと意識の目覚めのために) の粋なはからいで、神保町の書泉グランデ4階に『わかっちゃった人たち』が並んでいる写真を送ってもらったのだ。

書泉グランデ 4F 入り口

書泉グランデ POP

フロアの入り口にある新刊コーナーに並んでいるという。しかも味のあるポップまで付けてもらっている。でも、もっと嬉しいのがこの光景。

書泉グランデ4F 精神世界

精神世界コーナーに、けっこうな数が平積みになっている。しかも最前面。

書泉グランデにはずっと通っていた。高校時代に新左翼セクトの新聞を買いに行っていたのは別としても、大学時代も就職してからも、精神世界コーナーにはかなり頻繁に通っていた (当時はたしか2階にあって、階段を上がるとすぐだった) 。

OSHOやクリシュナムルティなどの定番だけでなく、ヴェーダーンタ協会、サイババ関係、霞ヶ関書房、ナーラーヤン内垣、ダイジ、そしてEOと、他ではめったに見かけない本がたくさん並んでいたからだ。マニアックな雑誌のバックナンバーもあふれていた。そして、なぜか居心地もよかった。ときには、地下鉄の神保町駅を出たらグランデに直行して立ち読みしてから何冊か書い、そのまま神保町駅に舞い戻って家に帰るということもあったほど、グランデ一本だった時期もあった。(山の道具を見たり、後楽園の場外馬券場に寄ることもたまにはあったけど)

だから、書泉グランデの精神世界コーナーは僕にとっては聖地のような場所だ。その聖地に自分が訳して自費出版した本がこんなふうに並べられているというのは感動的で愉快な光景で、この本を出してよかった!とまた思ってしまった。

中野さんが書泉グランデの方と別件でコンタクトしたときに、この本が並んでいる光景を送ってもらうようわざわざ依頼してくれて、そうしたらすぐに担当者の方から3枚も送っていただけたということだった。中野さん、フロアリーダー様、本当にどうもありがとうございます。

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書泉グランデ
ウェブサイト (精神世界のページ)
東京都神田神保町1-3-2
電話 03-3295-0011
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関連記事 『わかっちゃった人たち』発売について
(何人かの方々の感想へのリンクも)

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で、このあとは今度こそダグラス・ハーディングの紹介記事 (Raptitude) の和訳シリーズに戻る予定。

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「聖地」と『わかっちゃった人たち』」への7件のフィードバック

  1. わかっちゃった人たち、自分は5章の人の「スピリチュアルなポルノ」という表現が斬新ながら言い得て妙で面白かったです。
    多くの人が手に出来るとよいですね。
    自分も昔、書泉グランデ精神世界コーナー通いまくってました。あまり見かけない本もあったりして雰囲気濃いいですよね。
    自分は今日クォンタムリビングの秘密を買いに行きました。吹雪きにもめげずw。ついでに、ナチュラルスピリット社のDVD「誰が夢のバスを運転している?」も購入。こちらのブログで名前を知った人たちが何人も出ているようなので、つい。今から見ます。

  2. LotusWandさん、コメントありがとうございます。

    グランデはいいですよね。Amazonがなかった頃は、当然レビューもないので、自分で実際に見てから買いたい場合は、グランデに行くというのが唯一の解でした。同じ本が三省堂にもあったりするわけですが、グランデのちょっと閉じた感じの空間は独特です。

    「誰が夢のバスを運転している?」は、原作は見たのですが、今回トニー・パーソンズやジェフ・フォスターのインタビュー動画に日本語字幕がついているというのは貴重ですね。原作DVDは途中で異常に音量が上下して辟易しましたが、日本語版では直っているといいなと思います。

  3. 僕も書泉グランデに通いました。
    その頃は、ボイス社のチャネリング本が目当てでしたが。
    「あるヨギの自叙伝」が平積みになってて、手にとってみたものの、さっぱりわからず、「いつかはこういう本が面白く読めるときがくるのだろうか」と思ったことを覚えています。
    その他の書店で精神世界本が充実していたのは六本木の青山ブックセンターですかね。
    もう20年前のことです。

    「クウォンタムリビングの秘密」、予約しました。
    到着が待ち遠しいです。

  4. ヒロさん、こんにちは。
    『わかっちゃった人たち』好調ですね。(^^)/
    おめでとうございます。
    書泉グランデの精神世界本は最初は二階でしたね。途中からだんだん上の方に行ってしまいましたが。
    じつは当時神保町にある会社に勤めていて、わたしも書泉グランデに通った口でした。
    昼休みと退社時間をかけて、信山社から書泉グランデを経由して三省堂まで、ほとんど毎日ハシゴしていました。毎日通っていると、書泉グランデの一階・二階の書棚は、一目見れば前日との違いがわかるようになってしまって、当時は担当の店員さんと同じレベルになっていたかもしれません。(*^_^*)
    あそこで自分の本(『21世紀への指導原理 OSHO』)が一瞬平積みになった嬉しさを思い出しました。
    他ではまったく見かけなくなってからも、なぜか書泉グランデの精神世界の階だけは長く置いてくれて、密かに感謝していたものです。もっともわたしの場合は、本の方はほとんど売れませんでしたが。
    おもわず懐かしくなってしまって。
    Love   pari

  5. ヤスさん、そうでしたか。チャネリング本も確かに充実していましたね。バシャールやエクトンだけでなく、何でもあった気がします。

    僕がいちばんよく行っていたのも20年前くらいなので、背中合わせで立ち読みしていたこともあるかもしれませんね(笑)

    pariさん、コメントありがとうございます。神保町にお勤めだったとは知りませんでした。しかもほとんど毎日はしご!

    訳書と違って、ご自身の著書となると感動はまた全然違うんでしょうね。それにしてもOSHO関係の書籍、ビデオ、オーディオのあの充実ぶりはちょっとすごいものがありました。

  6. 「わかっちゃった人たち」と「クォンタム・リヴィング」を買いました。
    「わかっちゃった人たち」は読了。身体を指して「これ」と呼ぶ辺り、井上義衍老師の本を思い出しました。「クォンタム・リヴィング」もほぼ読了。つまらない冗談を笑顔で押し通す感じが、割と好きです。御本人を見ると、TV通販の商品紹介者のような印象で、導師の時代でなくなっていることを思います。私も2Fにあった頃のグランデには足繁く通った口ですが、今回はネット書店と新宿紀伊國屋でした。
    いつもブログを楽しく拝読しています。これからもブログを楽しみにしています。

  7. リウカさん、コメントありがとうございます。

    「つまらない冗談を笑顔で押し通す感じ」! 笑いました。従来型のグルが出てきづらい時代になっているというのは本当に思います。逆にそのことで、そういう存在に対する希求が不健全なかたちで高まったりすることもありそうですが、グランデ2Fが象徴していた「ヒマラヤ聖者」的なものに対する素朴な憧れは今は成立しづらいですね。

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