ミニリトリート

 
ジョーン・トリフソンが、11月末に発行されたメールニュースで、新年に一人で過ごす静かな時間について書いていた。ちょっと訳して紹介したい。

私はいつも新年になると、数日の間、沈黙の中で一人で過ごす。何も予定を入れず、生きているということをただ楽しむのだ。リビングルームに静かに座ったり、公園を歩いたりしながら。以前はその期間中は、PCとテレビと電話をオフにして、読むことも全くしないということを徹底していた。だが、ここ何年かは少しゆるくなっていて、静かに座ったり何もしなかったりするだけでなく、DVDを観たり、良い本を拾い読みしたりして楽しく過ごしている。だが、基本的にはこれはちょっとしたミニリトリートであって、旧年を手放し、新年を迎えるための自分一人の静かな時間だ。私はこれを大いに薦めたい。

これを読むと、ちょっと趣旨は違うのかもしれないが、はいたかさんが以前書かれていたこの記事を思い出す。

しまっちゃうおじさん降臨す(一人リト)

もちろん、ジョーンが「薦めたい」と言っていても、これは何かのためにするということではない。自由意志に関する文章で彼女が明確に説明している通り、このミニリトリートも起これば起こるし、起こらなければ起こらないだけであり、すべきかどうかということは問題になりえない。

と、いちいち注釈をつけるのも野暮な気がするが、つけてしまった。

僕の場合は、大晦日は家族で紅白、年が明ければ二つの実家を訪問というのが恒例で、静かなミニリトリートとはほど遠いが、それはそれで楽しみたい。

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ミニリトリート」への2件のフィードバック

  1. 初めまして、こちらのHPで初めてジョーン・トリフソンを知りました。
    教えの純度と精度の高さに圧倒され、
    語り手の自然さ、真っ当さに驚嘆し、
    20年前にクリシュナムルティの著作に出会った時以来の最大級の衝撃を感じております。

    ご紹介いただき、誠に感謝に堪えません。
    興奮しつつ、しかし一行一行、ひと言ひと言じっくり拝読いたしております。
    訳文も洞察を喚起し得るたいへん素晴らしいもので、
    幾度か瞬間的に微かな洞察を感じもいたしました。

    これから、丹念に全てのテキストを拝読させていただきます。

    ひと言、感謝の気持ちをお伝えしたく、コメントいたしました。

    ありがとうございました。

  2. izさん、こんにちは。初めまして。コメントどうもありがとうございます。

    精度の高さというのは、僕も本当にそう思います。いろいろな逃げ道を丁寧にふさいでいく様子 (読み手の側はそのような感じを受けないままで) は、なかなかすごいものがあると感じます。

    ジョーンの文章The Simplicity of What Isはまだ和訳していませんが、彼女のメッセージのエッセンスがまとまっているものです。いますぐには取りかかれませんが、1〜2ヶ月以内にはと思っています。

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