起こることは起こる

 
ノンデュアリティのミーティングに行くと、普段とは違った意識状態になっていることに気づくことがある。

ときには、「ここはどこ?私は誰?今はいつ?」という感じになることもあるし、自分というストーリーが本当にただのストーリーに感じられて、愉快な気分になることもある。

それがミーティングに行き続ける動機のひとつになっているのは否定できない。

トニー・パーソンズのずいぶん前のミーティングの動画を見ていたら、そのことについて質問している人がいた。

Tony.Parsons – Amsterdam.2005

その部分だけ (1:02:07〜)、一字一句同じわけではないが、書き起こしてみたい。

===

質問者: こうしたミーティングでは、気づきの感覚をより強く感じます。それはある意味では、ここに来るのは役に立つということを示しているように思いますが。

トニー: そうですね。それはあなたにとって役立つのではありませんが、このエネルギーの中で複数の人がこうして集まると、このメッセージに対して開かれるということが生じます。準備できている状態が現れます。あなたが準備できているということではないのですが、このメッセージを聞く準備ができているという状態が生じます。エネルギー的にも、この無境界性 (無限性) に対して開かれた状態が生じます。

でも、ポイントは、このことはあなたには役立たないということです。むしろ、これはあなたを破壊するものなんです!

そして、確認しておかなければならないのは、ここに来るか来ないかということについて、あなたにできることは何もないということです。もしあなたが「ミーティングに来た方がよさそうだわ」と今思ったとしても、それはあなたが次回もミーティングに来るということではありません。

そして、このメッセージを聞くか聞かないかということに関しても、あなたにできることは何もないんです。それは起これば起こるし、起こらなければ起こりません。

===

僕はこれまでずっと、トニーが「もっとミーティングに来れば、目覚めるチャンスは増える。実際、ミーティングに何度も来ている人の中で、覚醒する人が最近どんどん増えている(見かけの上でだが)」と言っているのだと解釈していた。

それは、原因も結果も無い、ストーリーは見かけの上でのストーリーとしてしか存在しない、というトニーのメッセージと矛盾しているように感じていた。

だが、ここでトニーが言っているように、そのことについて自分が選択できることは何もないとしたら、そのことを気にすることもない。そして、気にするということは起これば起こるし、起こらなければ起こらない。

広告