トニー・パーソンズのオープンシークレット

 
トニー・パーソンズ(Tony Parsons)は、自身の伝えることをThe Open Secret(オープンシークレット)と呼んでいます。オープンシークレットとは、そのまま訳すと、公然の秘密という意味です。真のリアリティの姿は、一度も隠されたことがないのに隠されているように見える、という意味でそのように呼んでいるようです。

トニーのウェブサイトの冒頭に、オープンシークレットについて短い説明が書かれています。翻訳してみました。

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オープンシークレットのメッセージは、現実に関して根本的に異なる認識が存在している可能性を指し示している。このメッセージはスピリチュアルでも宗教的でもなく、またどんな種類のスピリチュアルな権威も階層も系統も認めない。これは、道筋もプロセスも信念も超越した、単純で努力を要しない、存在の驚異を表現する試みである。

またオープンシークレットのメッセージは、充足感を求めることが、一度も失われたことのない何かを絶えず求めたくなる感覚を強めてしまう様子も明らかにする。

この情報伝達の原動力は本質的にはエネルギー的なものであり、これにより観念や答えを求めるマインドの要求の力はそがれ、また、自分という収縮の感覚と、無制限の自由に対する怖れは消失する。

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これが、トニーのメッセージ(彼は決して「教え=teaching」という言葉を使いません)のコアの部分だということだと思います。

そして、このメッセージが実際にどのように伝えられるか、ということに関しては、同じくトニーのウェブサイトにHaydn Daviesという人が書いた短い文があるので、それも翻訳してみました。

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トニーとの出会いは、逆説との出会いである。トニーは思いがけなく普通で、とても親しみやすいが、彼が伝えるメッセージは独特で革命的である。彼のメッセージは、優しいが没個性的な真正さと共に伝えられ、その真正さが絶対的な明晰さから生じていることは明らかである。

オープンシークレットについての話は、マインドを満足させるものではなく、むしろこれによって、尋ねている人の知覚は、自分自身がまさに自分が求めていた灯りそのものであったということを発見する方に向けられる。長い沈黙は、しばしば、容易に感じられる共鳴で空間を満たす。

友情、明快さ、そして多くの笑いは、無比で過激なメッセージを伝え、それを聴く者に何も残さず、同時にすべてを与える。

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と、やはりこれではあまり伝わらない感じもします。なかなか難しいですね。

以後、トニー・パーソンズのエッセイをいくつか翻訳してみたいと思っています。少しでも何かが伝わることになるでしょうか。

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