情熱と無執着

 
高木悠鼓さんのメルマガ『神の実験室通信』の最新号に、ダグラス・ハーディングの「頭がない方法」についてのインタビュー動画についての案内がありました。

ダグラス・ハーディングから直接教えを受けた人たちに対して、ダグラスのワークを引き継いでいるリチャード・ラングがインタビューをしているもので、日本語字幕付きです。

いずれも、「頭がない方法」、「本当に見ること」を最近知ったという人たちではなく、60〜70年代にダグラスに会い、その後今に到るまで「見ること」と共に長年生きてきた人たちだという意味で、とても興味深いものです。

アラン・ローランズへのインタヴュー

ビル・ガーサイドへのインタヴュー

これらを見て感じたのは、この人たちが「見ること」について語るとき、隠しようもないほど、このことについての情熱が現れてしまっているということです。十数分という時間では明らかに語り足りなそうだなという印象もあります。

特にアラン・ローランズ氏などは、ダグラスの家に招かれたときに「見ること」について語り続ける女性にうんざりしたという話をしながらも、後半は自分自身がまさにそういう人のようになって話しています。

面白いなと思うのは、その情熱と同時に、「これは『私』の気づきということではない」とアランが言う通り、「見ること」が非個人的なものであることや、彼らが個人のストーリーというものに執着していないということがありありと見て取れるということです。

そして、語りの合間に1〜2秒ほど何度か挟まれる沈黙のときの表情には、世界の奇跡、神の御業の驚異に目をみはるしかないという感じが如実に現れており、ある意味でトリッピーな感覚もあって面白いです。

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