瞑想とは ルパート・スパイラ

 
ルパート・スパイラの非二元についての解説を訳して紹介するシリーズは、これで最後になりますが、今日はmeditationです。

Meditation

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瞑想

私たちは通常、やすらぎやくつろぎの状態、あるいは究極的には悟りをもたらすために瞑想と呼ばれる活動をおこなっている分離した存在であると、自分自身をみなしています。

しかしながら、瞑想は活動ではありません。瞑想は、そのなかですべての活動が生じ、維持され、最後には溶解する、気づきの不滅の空間です。

というよりも、瞑想というものは、私たちの自己、身体やマインドとしての自己ではなく、すべての経験を観照する者であり同時に経験の実体であるところの認識する実在である私たちの自己の別名です。

瞑想は、単に自分自身のままでいながら、隠された意図も干渉もなく、身体、マインド、世界が刻一刻とあるようにあることをそのままにさせておくことです。実際、私たちが自身の自己以外のものとして存在することは決してないのですが、瞑想ではそれを承知の上で、自己としてとどまります。

瞑想は、現れては消えていくような状態ではありません。それは、不滅の認識する実在あるいは意識/存在であり、またそれは私たちが何よりもよく知っていて根本的で直接的な瞬間瞬間の経験です。

でも、瞑想はそれ以上のものです。私たちの経験をよく調べてみると、この認識する実在というものは、そのなかですべてのものごとが現れる、広くて空の空間であるだけではないということが分かります。認識する実在は、すべての経験が作られるもととなった織地でもあるということを私たちは理解するのです。

瞑想において、私たちははじめに観照者として自己を認識することになり、それから、すべてのことの実体として自己を認識するに至ります。

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