意識とは ルパート・スパイラ

 
ルパート・スパイラの非二元についての用語説明を紹介するシリーズですが、今日はConsciousnessです。大文字のCで始まる言葉であり、小文字cで始まる通常の意味の意識とは別の意味をもっています。

Consciousness

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意識

これらの言葉に気づいている何かが存在しています。その「何か」が何であろうと、それがここで意識あるいは気づきと呼ばれているものです。この意識が何であるのかを私たちは知らないかもしれませんが、それがあるということは確かです。それはあります。それは存在しています。

私たちが意識が存在しないということを経験することは決してありません。意識は「存在しない」ということがありえず、そして「気づいていない」ということもありえません。さらに、どんな経験も、意識がなければ不可能です。私たちが認識したり経験したりするすべてのことは、意識によって、あるいは意識を通して、または意識のなかで経験されます。

しかしながら、私たちがこの意識を見つけようとすると実在するようなものは何も見つけることができませんが、それでもそれと同時に、意識があるということは、私たちがもっともよく知っていて直接的な経験です。

意識は紛れもなく存在しているにもかかわらず、客観的な属性をもっていませんが、私たちが時間と空間のなかに位置していて、身体あるいはマインドの中に存在していて、生まれてきていつか死ぬ存在であり、そして私たちが個人的な存在だということについての確実性を、どこから導くことができるでしょうか?

実際には、こうした確実性のすべては、未検討の信念であるにすぎず、苦しみの究極の原因をもし私たちが十分に調べてみれば、それが、意識は限定されていて個人的なものだ、というこの信念に根差していることに気がつきます。

私たちの経験の中には、意識が限定されていたり個人的なものであるということを示唆するものは何もありませんし、マインド、身体、あるいは世界にとって、意識そのものの他には現実というものはありません。

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