図らずもタバコを止めた時のこと

もう十数年タバコを吸っていないのですが、止めたのは変なきっかけでした。

当時勤めていた会社で朝の始業前の一服をしたところ、すごく味が苦くてマズいことに気がつきました。おかしいな、体調でも悪いのかなあと思いつつ、火を消して仕事をはじめました。

しばらくして、休憩の一服をしようと喫煙コーナーに行って火をつけて吸ってみると、今度は先ほどよりも猛烈にまずくて全く吸うことができませんでした。そして煙がとても不快なものになってしまっていました。

それ以来、煙草の煙が苦手となって、もちろん喫煙も全くしていません。吸いたいという気持ちになったことも一度もありません。禁煙しようと思わずに、結果的に一瞬にして禁煙することになったのでした。

それで、当時なぜこんなことが起こったのかな、といろいろ考えたのですが、最後の喫煙の前日の行動がひとつのきっかけかなと推測しました。それは、八ヶ岳の横岳のピラタスのロープウェイで上に登って散策をしたという行動です。特に意図的に空気のきれいなところに行ったわけではないのですが、コケモモが実っていたりして、気持ちのいい日になりました。それで肺が一種のリセットをしたのかなというのが推測でした。

ただし、当時は他の山にもテント泊で行ったりもしていたので、もっと綺麗な空気を吸い込む機会はなかったわけではありません。なので、横岳の空気が理由という説も完全な説得力はありません。

今日そんなことを急に思い出したので、また考えてみたのですが、今の自分に思いつくのは、それは祝福であり恩寵であったということです。なんじゃそりゃという気もしますが、それがしっくりきます。なので、その祝福、恩寵に改めて感謝をする気持ちになっています。どうもありがとうございます。

ちなみに、図らずも禁煙してしまった当時は、仕事の休憩時や食後の一服という習慣が突然なくなったために、相当戸惑ったという記憶があります。たしかコーヒーや清涼飲料の量が増えたと思います。しばらくするとそれもなくなって、今は単純に「ああ良かった」です。

広告